封じ手、▲5六角打ちで瞬間的に互角ではあるが、永瀬九段の 51% vs 49% と気持ちだけ永瀬九段に傾いた将棋であった。また、2日目の昼食前の▲9七同金/歩取りも永瀬九段の 51% vs 49% と気持ちだけ永瀬九段に傾いた。この2度の瞬間を除いて藤井竜王・名人の A I 評価値が 50%を割ることはなかった。最終的には 54手目、△7六角からはジリッジリッと藤井曲線が描かれていった。永瀬九段は最後まで抵抗したが、盛り返すことは出来なかった。63手目、▲2三同角/歩取り.....封じ手の5六の角が 20手後に動いた.....ここから勝負はほぼ一直線だった。難解な将棋であればあるほど藤井将棋の力が発揮される.....そんな展開の将棋だった。
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MOMO
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