北海道の新規感染者数は、13日に712人。全国では東京、大阪について三番目の多さだ。札幌市では医療崩壊も近づている。なのになぜ、「緊急事態宣言」を発出しないのか。それは札幌が東京五輪のマラソン競技の開催地だからだ。菅総理が札幌に「宣言」を発出しない理由は、東京のほか札幌まで宣言を出したとなれば、世界に日本の危機的感染状況を発信することになり、世界中から「五輪中止」を求める声が高まるからだ。まさに「五輪開催強行」のためだ。

市長と知事“温度差”…北海道への“宣言”見送りへ
テレ朝news [2021/05/13 23:30]
菅総理:「知事と緊密に連携を取ってるので、北海道の感染防止対策の状況について、どのような効果があって、何が必要なのか。そのうえで判断する」

いま、直近1週間の10万人あたりの感染者数は北海道が60人、札幌市が110人と、緊急事態宣言を求める目安の25人を、いずれも大きく上回っています。気になるのは、感染経路を追えない人が増え続けていること。札幌市で感染が判明した499人のうち、約8割が感染経路不明です。

とよひら公園内科クリニック・藤本晶子院長:「電話の内容が明らかに連休明けから変わっていて、検査難民、療養難民というか、検査を受けるまでに4、5日かかっていたりとか、その間、当然、熱が出て下がらない。それで、ホテル療養を希望したが入れないと。当然、治療も早いうちに手を付けられる方が軽く済むと思うのに、治療が遅れるから、ますます重症者になってしまって、完全に悪循環に入っている。あまり使いたくない言葉ではあるけど、医療崩壊に片足は突っ込んでいるステージかなと実感している」