菅総理の国民の理解なき「五輪強行」と無理な高齢者ワクチン接種「1日100万人」が自治体に余計な負担をかけ、混乱を招いている。高齢者は本来、重症化リスクと死亡率が高いが、単身や二人世帯の者も多く、若年層や中年層に比べ感染リスクと人に感染させるリスクは限りなく低い。高齢者優先接種を否定する刷毛ではない。だが、クラスターをつくり、感染させるリスクの高い若者を優先するのも、効率よく感染拡大を抑止する方法の一つだ。

問題は、菅総理が五輪開催に合わせ「7月末までに接種」としたことだ。総理の頭には常に、「五輪開催」があり、その先に「衆院選挙」がある。

高齢者ワクチン、各地で混乱 有料で「予約代行」も―「抽選望ましい」と専門家
JIJI.COM 2021年05月12日07時06分
 高齢者対象の新型コロナウイルスワクチン接種が本格化する中、先着順に予約を受け付ける自治体で申し込みが殺到し、システムがパンクするなどトラブルが相次いでいる。有料で予約を代行する業者も現れており、専門家は「混乱を避けるため抽選が望ましい」と訴える。