英医学誌「東京五輪再考を」 コロナ封じ込めずと開催疑問視
JIJI.COM 2021年04月16日06時21分
【ロンドン時事】英医学誌BMJ(ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル)は、今夏の東京五輪・パラリンピックについて、「今年の夏に開催する計画は緊急に再考されなければならない」と訴える論文を掲載した。公開は14日付。日本政府などの大会を安全に開催する能力を疑問視している。
 論文は「他のアジア太平洋の国々と異なり、日本は新型コロナウイルスを封じ込めていない」と指摘。その上で「限定的な検査能力とワクチン展開の遅れは、政治的指導力の欠如に起因している」と批判した。

 加えて、「国内観客数の上限はまだ決まっていないが、逼迫(ひっぱく)する医療体制と非効率な検査・追跡・隔離の仕組みは、大会を安全に開催し、大量動員によって起きる感染拡大を封じ込める日本の能力を大きく損なうだろう」と懸念を示した。
「東京五輪、中止を」 英紙タイムズがコラム
JIJI.COM 2021年03月03日20時18分
 コラムは英国で野外音楽フェスティバルなどが取りやめになったことに触れ、「世界最大の都市で4週間にわたって開かれる大規模イベントも中止する必要があることは明らかだ」と述べた。

 その上で、日本政府やスポンサー企業が五輪開催を推進していることを「止まらない暴走列車」と批判。日本の新型コロナの被害が他の先進国と比較して小さかったのは、良好な衛生状態と外国人のほぼ全面的な入国禁止によるものだと指摘し、「今、日本政府はお金と名声のためにこれらを犠牲にしようとしている」と強調した。

政府と東京都は、早期に「五輪中止」を決断し、コロナ対策に全力を注がなければならない。もう決断の時期を逸している。