根拠が主観的で乏しい「生物同士の戦い説」が本当に存在するとは思えない。しかし、新コロナ陽性者平均数/日が次週 800人、次々週 500人、次次々週 200人....と低下すると、単に夢のまた夢だと言いきれないことになる。いったい、スペイン風邪はどのようなパンデミック様態をとったのだろう。ウィキぺディアを信じると、1918年3月からの第一波から始まったスペイン風邪は大まかに第三波まであったという。そのうちの第二波(1918年8月~)が最大流行(第一波の15倍)であった。第三波(1919年1月~)は第一波の4倍ほどの流行であった。死者が若者に集中したことで、幼児や老人にリスクのあるインフルエンザとは違うのではという見解もあるようです。我が国のスペイン風邪は第三波まであったが冬季流行型であり、諸外国と比べて特異的である。新コロナの流行パターンはもう少し時間が経たねば検討できない。我が国の新コロナだけが「生物同士の戦い」であるというようなことはないだろう。
2021-01-31 12:47:44 tetuando博士のコメントより

コロナの波は、スペイン風邪とはまったく異なる波を辿ることが予想される。日本ではすでに1年の間に3つの波が来ている。今のところコロナの方がスペイン風邪より感染者数が少ないのは、医学の進歩が影響していると思われる。さらに現在の状況には、そこにワクチンの開発が加わる。スペイン風邪と異なり、今後の感染状況が読みづらい要因だ。

だが、スペイン風邪と同様といえることは、コロナの流行が最低でも数年は続くということだ。