なぜ中国では新型コロナウイルスが終息しつつあるのか
Science Portal China 2020年8月25日
4~6月期GDP、年率27.8%減 過去最大の落ち込み
日本経済新聞 2020/8/17 8:50

感染終息の四つの原因

先の日中論壇で武漢の転換点は収容施設をつくり感染者を収容したこと。日本のやり方は中途半端で日本は武漢に学んでいないと述べた。

1月から2月にかけて日本では武漢の病院の大混乱が報道された。中国は対策にPCR検査と陽性者の専用施設隔離を進め、全国から武漢に医師と看護士を応援派遣した。それで状況が劇的に変化した。武漢の封鎖解除にあたり全住民のPCR検査も実施している。今、北京では120元(約1,600円)でPCR検査を受けられる。北京郊外の村の小さな診療所でさえ受けることができる。

武漢閉鎖時、「日本は中国とは違う」「中国のようにはできない」。日本ではこんな言葉が語られた。だが、「日本は違う」と一言で片づけてしまえば教訓は見えてこない。

中国が感染を終息させた原因には深いものがある。

世界は、中国がコロナの感染源の国であることを忘れているのではないか。そしていち早くコロナ禍かっら脱出できた国であることも。

米国のトランプ大統領も中国を非難するだけでなく、少なくともコロナに限っては中国から学ぶべきことがあるのではないか。

日本も同じで「中国のまねはできない」といっている場合ではないだろう。日本の4~6月期GDPは、年率27.8%減に対して、中国は3.2%増だ。日本の累計感染者数は、中国の感染者数に迫りつつあり、近いうちに中国を超えるだろう。