2022年12月03日 藤井聡太竜王が広瀬章人八段に113手で勝利し、初防衛 第35期竜王戦、藤井聡太竜王が広瀬章人八段に113手で勝利し、初防衛。 ABEMA < 前の記事次の記事 > コメント コメント一覧 (1) 1. tetuando 2022年12月03日 22:51 竜王位防衛、おめでとうございます。広瀬八段の策士振りは、広瀬八段の先手番で遺憾なく発揮されたと思う。豊島九段とは一味も二味も違う粘りのある仕掛けは、独特である。広瀬八段の先手番であった第三局を後手番の藤井竜王が粘り勝ちしたのが、第35期竜王戦の行方を暗示した一局だったと言えるだろう。広瀬八段の2022年の成績は、先手番8勝2敗(勝率 .8000,竜王戦第三局の負けを含む)、後手番8勝7敗( .5333)である。調子を崩していた 2021年では先手番8勝5敗( .6154)、後手番 10勝 15敗( .4000)であり、調子が上がらなかったのは、対局が後手番に偏ったという不幸があったからかもしれない。一方、藤井竜王の 2022年は、先手番 17勝1敗( .9444,永瀬王座に喫した棋聖戦第一局の1敗)、後手番9勝6敗( .6000,竜王戦の2敗と棋王戦準決勝の佐藤天九段戦の1敗を含む)であり、 2021年では先手番 27勝3敗( .9000)、後手番 22勝9敗( .7097)である。藤井竜王・五冠からタイトル位を奪取するには、挑戦者が先手番を落とせば、ほとんど可能性は無いと言えるだろう。挑戦者の先手番、つまり藤井竜王の後手番での勝率ですら、3割に過ぎない。広瀬八段は相当な戦いぶりだったという事になる。棋王戦敗者復活戦に続く、挑戦者決定戦の3連戦は、振り駒の妙による先手番であれば3連勝は手中にある。後手番が挟まっても棋王戦挑戦権獲得の確率は高いと言ってよいだろう。藤井竜王の快進撃は続く.....続く......続くことだろう。 0 MOMO がしました コメントフォーム 名前 コメント 記事の評価 リセット リセット 顔 星 情報を記憶 コメントを投稿する
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