Abema TVで見ていた。「終盤で逆転勝ち」ということだが、表示されるAIの勝率から言っているのだろう。AIも所詮、人間が過去のデータをインプットして次の手を読んでいる。AIの能力を凌ぐかもしれない藤井三冠自身は、終始そんなに悪いと思っていなかったようだ。決め手は、相手の竜と馬を抑え込んだ7九歩と8四歩が大きかったのではないか。歩の使い方が実に巧みだ。時間の使い方も上手くなった。

藤井三冠「次局も全力尽くしたい」…終盤で逆転勝ち、最年少四冠へ好スタート
読売新聞オンライン 2021/10/09 21:02
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 厳かな能舞台で行われた将棋界の最高棋戦、第34期竜王戦七番勝負第1局は9日夜に終局し、挑戦者の藤井聡太三冠(19)が豊島将之竜王(31)に終盤で逆転勝ちした。藤井三冠は最年少四冠が懸かるシリーズで好スタートを切った。