スカ総理の「楽観はどこから来るんだろう」と思っていた。だが違っていた。スカ総理は、あえて楽観的な情報や政府に都合の良いデータだけを集めさせ、それを会見で話していたに過ぎないのだ。悲観的な情報や政府に不都合なデータは取り上げないし、国民にはメッセージとして流さない。

スカ総理の楽観は、そうした情報発信で国民をだませると思っていることにあった。近々、スカ総理は「国民がそれほど愚かではない」ことを知ることになる。

東京五輪でお祭りムードに…コロナ感染大爆発 それでも楽観的な菅首相が“信じているもの”とは?
Microsoft News | 文春オンライン プチ鹿島 2021/08/03 06:10
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「お祭りムード」のしっぺ返し
 しかし週明けの読売新聞オンラインは次の事実を伝えた。

『都内週末の人出、五輪会場周辺では3割以上増加…緊急事態宣言の効果発揮されず』(8月2日)

 ああ…。

 これまで安倍・菅政権は説明や論理を軽視してムードを利用して押し切ってきた。今回しみじみしてしまうのは、ムードを利用してきた政権がムードに打撃を受けていることだ。自分でお祭りムードを期待していたのに強烈なしっぺ返しを食っている。さらに言えば国民が五輪に高揚したとしてもそれが菅人気につながるかは怪しい。つまり元も子もない。