首都圏の3知事が漸く「緊急事態宣言」を要請するという。政府も後手にならないように30日の金曜日に宣言を出すということのようだ。

まったく馬鹿げている。東京で12日に宣言が出されて2週間以上経っているが、宣言の効果が出るどころか、増々増加ペースが上昇しているのだ。過去の宣言の効果を検証することなく行われた今回の宣言は、飲食店に対する「時短営業」と「酒類提供禁止」のみといっても過言ではない。こんな宣言ではその効果が出るわけがないのだ。

もう打つべき対策は尽き果て、万事休す。

唯一できる対策があるとするならば、直ちに五輪を中止し、政府はコロナ対策に専念すべきだ。そして、菅総理は責任をとって辞任することだ。

国内の新規感染、過去最多9582人…「これまで経験したことがない急速な感染拡大」
読売新聞オンライン 2021/07/29 06:43
_000111222  新型コロナウイルスの感染者は28日、国内で新たに9582人確認され、過去最多となった。東京都の新規感染者は3177人で、2日続けて最多を更新し、初めて3000人を超えた。埼玉、千葉、神奈川の3県でも過去最多となり、政府は東京都と沖縄県に発令中の緊急事態宣言の対象を3県に拡大する方向で検討に入った。

 全国の1日当たりの感染者は、これまで1月8日の7958人が最多だった。厚生労働省の助言機関は28日の会合で、「これまでに経験したことがない急速な感染拡大となっている。首都圏では当面、拡大の継続が見込まれる」と危機感を示した。東京については「本来なら入院すべきなのに自宅待機を余儀なくされる患者も増加し、既に一般医療への影響が生じている」と指摘した。27日までの1週間の新規感染者数は全国平均でも前週の1・5倍となった。