大規模接種会場は、すでに無用の長物になってしまったか。自衛隊まで出して設置した大規模接種会場はその目的を果たさないまま機能停止状態になっている。対象を全国に拡大しても予約が増えるはずはない。

ワクチン接種の”菅進軍ラッパはなりふり構わず”といったところだ。 あまりのドタバタで進められる接種には当然計画性がない。その結果、接種会場の重複予約などさまざまな問題が起こる。

高齢者や基礎疾患のある入院患者についても、具体的接種方法は未だに国から示されていない。優先順位が高いにも関わらず、実態はその接種が一向に進んでいないのだ。

菅総理は「10月~11月に全国民が接種完了」などと大風呂敷を拡げているが、政権の胸算用どおりにならないのは目に見えるようだ。

「接種進めば好感持たれる」 対象拡大、政権の胸算用
朝日新聞デジタル 2021年6月12日 7時00分
 新型コロナウイルスワクチンについて、1回目の接種を終えた65歳以上の高齢者らが3割となる中、「64歳以下」への接種に乗り出す市区町村が目立ち始めた。感染拡大を防ぎ、接種ペースを加速させるため、市区町村ごとに独自に優先対象枠を設定する動きも広がっている。
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