新型コロナウイルス危機

中国発の新型コロナウイルスのパンデミックが始まった。目に見えない難敵とどう戦いぬくのか。東京五輪は開催できるのか。経済は立ち直れるのか。人類は、この危機を乗り越えられるのか。

感染拡大、歯止めがかからない

国内感染者が新たに1260人…初めて1000人超、大阪・愛知など9府県で過去最多
読売新聞オンライン 2020/07/30 00:36

ついに岩手県でも感染者が出て感染は、全国規模に拡大してしまった。もう感染拡大は誰にも止められない。英オックスフォード大などの集計によると、20日時点で日本の死亡率は約3・9%、世界平均は約4・2%で、世界平均とさほど変わらない。

日本は今後、PCR検査数の増加とともに20~30歳代の若年層、中高年の感染者層が増える傾向にあって、死亡率はさらに下がると予測される。これが唯一の救いかもしれない。季節性インフルエンザと同じように、感染しても大したことはないと考えられる日が必ず来ると楽観するしかないのだ。

アベノマスク配布、延期でなく中止すべきだ

布マスク配布の延期検討 介護施設向け8000万枚 厚労省
Yahoo!ニュース | JIJI.COM 時事通信社

政府はまだ、こんな呆れる対策を行っていた。アベノマスク配布だ。一般向けの配布は260億円を投じすでに終了しているが、介護施設などへの配布事業(約247憶円、1億4000万枚)のうち8000万枚の延期を検討しているという。延期でなく中止すべきだ。

国内感染者過去最多に並ぶ

国内新規感染981人、過去最多に並ぶ…東京都内は家庭内・会食が「夜の街」上回る
読売新聞オンライン

この感染拡大は神風でも吹かない限り、もう止まらないだろう。家庭内・会食・感染経路不明が増えていることからすれば、都市部ではすでに市中感染が広がり蔓延状態になっている。

それにしても政府は新たな対策に動こうとしない。本当に策は尽きたのか。PCR検査体制にしても一向に変わらない。29日の読売新聞には「国内では2009年の新型インフルエンザ流行語、有識者会議がPCR検査体制の拡充を提言したが、10年間放置された。このため新型コロナでは、重症化の恐れのある検査を優先せざるを得なかった」とある。どうやら、日本政府は国民の命も経済も守れないようだ。この先自分の命は自分で守るしかないのか。

ワクチン、日本ではいつから接種可能か

米モデルナ、3万人の大規模治験へ ワクチン開発大詰め
日本経済新聞 2020/7/28 0:49 (2020/7/28 5:33更新)

米モデルナがワクチンの臨床試験の漸く最終段階に入った。米国で最も早いワクチン開発だ。それでも実用化は早くて2021年になるという。東京五輪開催に間に合うのか。開催の条件は、最低21年3月前までに日本だけでなく世界の感染がほぼ収束に向かっていなければならないだろう。また、予選会も実施されていなければならない。経済は大丈夫だろうか。恐慌に陥っていないだろうか。ワクチンによって本当に救われているだろうか。不安は尽きない。

コロナ危機はどうなるのか、混沌としてきた

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
世界のコロナ「危険都市・安全都市は?」藻谷氏の分析
毎日新聞 | 藻谷浩介・地域エコノミスト 2020年7月27日
新型コロナウイルス問題は「欧米の危機」から「メガシティーの危機」へとステージを移しつつある、と言われる。そのような中で日本でも、東京や大阪などの大都市から、再度感染が拡大しつつある。この現象を世界と比較した場合、深刻さはどの程度なのだろうか? そして世界で最も安全な大都市は、どの国にあるのだろうか?

世界の感染状況は、大陸、国、地域により全く異なる。南北アメリカとアジア、米国と日本とでは感染者数が桁違いになっている。あまりにも違いすぎて、この状況をどう理解すればいいのか全く分からない。米国の医療体制や経済活動はどうなっているのだろうか。日本ではその情報は報道されない。トランプ大統領は楽天家だからか、コロナを恐れるような弱音を吐かないし、全く動じていない。次の新たな策がなくなったからか、日本の安倍首相もほとんど記者会見を開かなくなった。

在宅勤務、感染抑止対策になるのか

西村担当相、在宅勤務7割「再徹底を」 経済界に要請へ
朝日新聞DIGITAL 2020年7月26日 23時55分

西村担当相が多少の危機感をもって漸く動いた。日本におけるテレワークを採用できる企業の割合は、”リモートワーク実施率は、全国で35.5%、首都圏は52.2% ~ 緊急事態宣言下においても、約6割のワーカーが「毎日出社」している現状が明らかに ~”JIJI.COM 2020/5/26という報道もあり、さほど高くはないだろう。感染経路不明感染者、家庭内感染も増えており、市中感染はすでに広がっている。テレワークは実施しないより増しだが、実施できる企業数に限界があり、その効果により期待はできない。

安倍首相のコロナ語録

「空前絶後」「一気呵成」…なぜ情緒的で大げさなのか 首相のコロナ語録
毎日新聞 2020年5月28日 07時00分(最終更新 5月28日 11時15分)

安倍首相は5月までに、記者会見を合計8回行っている。
「1~2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際」
「未来を先取りする変革を一気に進めます」
「一気呵成に、これまでにない発想で思い切った措置を講じてまいります」
などなど大仰な表現でコロナ対策をうったえていた。

それが今、感染再拡大にもかかわらず安倍首相の動静が見えない。
JIJI.COMの25日「首相動静」によれば
「午前8時現在、東京・富ケ谷の私邸。朝の来客なし。
 午前中は来客なく、私邸で過ごす。
 午後も来客なく、私邸で過ごす。
 午後10時現在、私邸。来客なし。」
とある。
首相は、日本にはコロナ禍がなかったような平和な日常を送っているようだ。

感染再拡大、懸念だらけ

感染再拡大、3つの懸念 情報把握・陽性率・入院数
日本経済新聞 2020/7/25 22:10

感染再拡大、5月末に稼働した新システム「HER-SYS(ハーシス)」は、東京と大阪が未利用のため未だ機能していない。政府の無策により国民の不安は募るばかりで、国民自ら外出自粛などの防衛を始めた。

コロナ感染対策と経済対策

鹿児島 新たに14人感染確認 与論島でクラスター 新型コロナ
NHK WEB NEWS 2020年7月24日 21時36分

鹿児島県の離島、与論島で24日までの3日間で23人の感染が確認された。三反園知事は与論島への訪問を極力、控えるよう呼びかけている。これも東京由来のコロナかもしれない。

東京都知事は、感染防止対策と経済対策としてのGoToトラベル事業を「ブレーキとアクセルを同時に踏む」と例えた。また、テレビ報道で「二兎を追う者は一兎も得ず」と例える者もいる。どちらも二つの対策を同時に行うことがうまくいかないことを言い得ている。

最近の政府には、コロナ対策について策が尽きて開き直った感がある。だが、感染の急拡大に対して無力な国民はどう考えたらいいのだろうか。トランプやボルソロナのように「風邪」と同じで感染しても大したことはないと楽観的に考えるのか。それでも、先のことは誰も分からない。世界の感染拡大は一向に止まる気配はないし、経済もいつも元に戻るのか皆目見当が付かないのだ。

新規感染者数、東京都366人、全国981人

新規感染者数が23日、東京都366人、全国981人確認され、一日の新規感染者数が過去最多を更新した。

都知事は不要不急の外出自粛を改めて都民に呼びかけた。

一方政府は、未だ現状認識が甘く、警戒するだけで新たな対策を打ち出していない。GoToトラベルも始まったが、全国的な感染急増、東京都の除外や梅雨により経済対策としての効果もあまり期待できない。現状の急速な感染拡大を軽視し経済対策を優先させた付けは、8月に感染爆発となって返ってくるだろう。

毎日jp-ニュース速報(総合)
BBC Japanese ー 新型コロナ
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